歯磨き剤の必要性
歯磨き剤は、虫歯予防や口臭防止、歯肉炎の緩和、知覚過敏の緩和、
歯を白くするなどの効果をうたい、様々な成分が配合されたものが
多数市販されています。しかし、多くの歯科医師や歯科衛生士が歯磨き剤を使用しないブラッシング を推奨しており、歯磨き剤の使用については賛否両論があります。
歯磨き剤を使用しないブラッシングが推奨される理由は下記の通りです。
・歯磨き剤による清涼感や爽快感から、丁寧なブラッシングをしていないにも
かかわらず、 口の中がきれいになったと錯覚しがちになる。
・歯磨き剤を使用すると口の中が泡だってすぐに口をゆすぎたくなる。
・歯磨き剤にミント系の成分が配合されている場合、舌を刺激して
長時間の歯磨きが苦痛に感じてしまうことがある。
・粗い研磨剤が配合されている歯磨き剤で強く磨くと歯を傷つけたり、
エナメル質が薄くなったり、歯茎が擦り減ったりする危険性がある。
しかし一方、歯磨き剤を一切使用しないと着色性の強い飲食物などの
色素が取れず、歯が変色しやすいという問題もあります。
そこで、歯の変色を防ぐためには1日おきに歯磨き剤を使ったり、歯ブラシ
だけで歯を磨いた後の仕上げだけに使うなど、歯磨き剤を使うブラッシング
と使わないブラッシングを併用する方法を勧める歯科医師もいます。